中沢啓治作・絵小学校中学年からISBN: 978-4-8113-0408-3NDC: 726発売日: 1988年1月四六判各254~284頁¥12,600(税込)
1945年8月6日。たった一発の原子爆弾で廃墟と化したヒロシマ。父・姉・弟を奪われながらも、たくましく生き抜くゲンとその家族を描いた長編マンガ。
平和, 読み物・絵本
敗戦まぢかのヒロシマの町、食糧難でうえる子どもたち。国民学校1年生の中岡ゲンは、絵付け職人の父をはじめ、幸福な日々を…。
1945年8月6日朝。川と緑の美しい町ヒロシマの上空で、恐ろしい新型爆弾の原爆が炸裂。数十万の人々、ゲンの父姉弟の命を…。
一面の焼け野原になったヒロシマの町で、生き残った人々にも、厳しい地獄が待っていた。ゲンと母の二人のサバイバルが始まった。
生きるため食べるために、必死で仕事を探すゲンと原爆孤児の隆太の二人。原爆地獄の中で生まれた末妹の友子が天国にいった…。
原爆で親を亡くし、孤児となった多くの子供たちが町にあふれ、集団化した泥棒グループが多くでき、生きるための闘いが…。
この頃、ヒバクシャが原爆の放射能のために毎日つぎつぎと死んでいく。泥棒集団と化した孤児たちは、ゲンのもとに集まって…。
女手ひとつでゲンを、兄弟を、隆太をはじめほかの孤児たちを育ててきた母・君江。子供達がそのお礼に京都旅行に連れ出すが…。
中学生になったゲンのまわりには、原爆のきずあとを背負って生きる人達ばかり、戦争がにくい、原爆がにくい、“自立”をめざす。
“自立”をめざすゲンは、好きな絵が描ける看板屋の仕事を手伝うことになった。その頃大陸では、アメリカが朝鮮半島で戦争を…。
急速に復興してゆくヒロシマの町。人々は市民球団広島カープブームにわいていた。殺人犯になった隆太と別れ、ゲンは東京へ。