真鍋和子
1945年沖縄。戦争が終わったことも知らず、ガジュマルの木の上で、二年もの間かくれ続けた男は、食べるものも飲むものもない、そんなところでどうやって生きていたのか・・。1991年刊行の名著の改装版。