トム・クロージー・コール作・絵
一夜にしてつくられた巨大な壁がベルリンのまちをまっぷたつにした。友だちをひきはなし、恋人たちを、家族をはなればなれにした。どんな危険をおかしても、家族みんなでまたひとつ屋根の下で暮らすと決めた少年がいた。