灰谷健次郎作
麻理子は、毎朝二百メートル離れたバス停まで、四十分もかけて歩きます。麻理子は小さいときの病気がもとで、体が不自由なのです。障がいに負けず強く生きる少女を描いた表題作ほか、命の大切さを問いかける物語。