おしらせ

2015/02/02/(月)更新

ジャーナリスト後藤健二さんの報道に関して

後藤健二さんの無事の帰国を切望しておりましたが、このような事態となってしまい、深い悲しみと大きな喪失感につつまれております。

弊社刊行の四作品に通じるのは、困難に直面する子どもたちの現状を、日本の子どもたちに伝えたいという真摯な思いです。同じ地球に住み、同じ時間を生きていても、環境によってこんなにも生活が違うんだということを伝え、自分たちが住む「いまの世界」を考えてみようとの問いを投げかけています。

後藤さんのまなざしは常にあたたかく、慈愛に満ち溢れています。

私たちにできることは、ジャーナリスト・後藤健二の足跡を永遠に語り継いでいくことです。後藤さんが本当に伝えたかったことを、子どもたちに読み継いでいただけるように出版し続けることが、出版社としての使命だと考えます。

後藤健二さんの志を、私たちはずっと胸にとどめておきます。