おしらせ

2016/08/04/(木)更新

【お知らせ】『はだしのゲン』が、「しんぶん赤旗」(7/30日付)文化欄<金曜名作館>で評論「極限状態の人々に生きる力」掲載!

評者・高橋博子氏(明治学院大学国際平和研究所客員研究員)は、作品の登場人物中、鮫島伝次郎町会長に着目します。鮫島は戦時中、軍国日本の銃後を守る先兵としてゲンの父を特高警察に売り渡し、敗戦後には反戦主義者だったと叫ぶ。市会議員から県会議員となり、日米同盟=安保条約を推進し、再軍備を主張するという登場人物をとおして、中沢啓治が命の灯を賭して書き上げた『はだしのゲン』の現代的な意義と、今の政権の危うさを語っています。